本嫌いが、本大好きになった理由。

こなみるくです。

前回の記事で子どもたちが本が好きだと書きましたが…

→子どもと読書、かいけつゾロリ

初めは、そうでもなかったんですよ…

子どもたちが本が好きになったのは、実はここ2年ほどの話なんです。

特に今、長女(小2)が本が大好きです。

少し話が遡るのですが…

長男くん、現在小学4年生、9歳。知的障害&自閉症児です。

未だにそうなのですが、小さい頃から口に物を入れるのがすごかった…本当、すごかった。

どれくらいすごかったって、見るもの手に触れたものあるものとにかく何でも口に入れる。

本も、その対象だったんです。

で、噛むんですよ…

噛むんですよ…(←2回目)

本をね…噛まれるとね…困るんですよね…非常に…

家にある自分の本ならまだしも、園で借りてきた本も口に入れてべちゃべちゃ、ぐちゃぐちゃ、破れるし、歯形だらけ。

口に入れる以外に落書きもするし破るし…

ホント、何度注意されて頭を下げたことか…(T-T)

まぁ口に入れるのも困ったものだったんですが、やはり障害児。

全く興味を示さない…!!

私が読んであげるも、サッササッサと次のページへ飛ばして飛ばして…

で、いらなくなったら、ポイ。

2歳年下の長女も、長男の真似をしてか?同じような感じでした。

程なくして次男くんも生まれたワケですが、小さいの3人、話聞くワケないですよね…

『寝る前の絵本の読み聞かせが良い!』なんてよく言いますが、

もう、もうまず誰一人として話を聞いてくれることはなかったし…

読んだとしても「もう一回!」コール。(←しかも読まされるのは大概赤ずきんちゃんとか一寸法師とか長い昔話…聞いてないくせになw)

読まなかったらグズグズ、寝るどころじゃなくなります。

寝る前の絵本の読み聞かせが良いなんて誰が言い始めたのか…??

と、イライラしてしまって私自身も絵本の読み聞かせをするのが大嫌いでした。

その後しばらく絵本の読み聞かせはしなかったのですが、長女が保育所年長さん、次男くんが年少さんのころ。

私がたま~~~に気が向いたときにちょこっと絵本を声に出して読んでみたら、長女と次男くんが寄ってくるように。

そして読み終えると、「ママ、読んでくれてありがとう」の一言。

えええええ~~~!?!?!?

は、はあ!?!?!?!ちょw

い、今までそんなこと言わなかったのに…!!!!!

いや、ビックリ嬉しくて!!

どうやら保育所で、先生が絵本の読み聞かせをしてお話が終わった後、「ありがとう」とみんなで言うようで…

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ううぅぅ、すごい、「ありがとう」の力…

読み終えると必ず「ありがとう」を言うようになり、私もそれがすごく嬉しくて…

どんどん、絵本の読み聞かせをするようになりました。

その頃、長男くんが小2。段々口に入れるとダメなものがわかってきたようで、本はあまり口に入れなくなり。

本を大切にすることが3人ともわかってきたようだったので、その頃から図書館に通うようになりました。

すごい進歩…!って心の中で嬉し涙流したの今でも覚えてる…!!

しばらくは私が借りてきた本をほとんど読み聞かせをしていたのですが、

長女が小学生になり、ひらがな・カタカナに漢字も少しずつ習い始め…

自分で文字がスラスラと読めるようになった頃。一年生の二学期くらいからかな?

爆発的に本が好きになりました。少し長めの本でも、面白いようで一気読み。

私に読んでもらうのも好きなようですが、自分で自分のペースで物語に入っていける、マイペースな彼女にはこれがすごく良いようで…

本を読み始めると何も聞こえなくなって、食い入るように物語の中に入ってゆきます…

最近では私が読むスピードに追いつけないほどです(^^;

小さい頃(1~3歳ごろ)は長女が一番読み聞かせをしているときに落ち着きがなく、本っっ当に全く聞いていなかったし、

小学校に入るまでは文字を読んだり書いたりもあまり好きではなかったのですが…

まさかこんなに本が好きになるなんて、私も本当にビックリしています。

小さいお子さんを持つパパさん、ママさん。

「絵本の読み聞かせをしてもちゃんと聞いてくれない!」

と思っている方、多いかと思います。

でも、大丈夫かもしれません。ウチの長女のように、何かの拍子に本が好きになる

…かも…

…しれないし、ならないかもしれません。←

だって、大人でも本が好きな人、嫌いな人いますしね~。

好き好きってあると思うので、その内読むようになるよ~なんて無責任なことは言えません。

こういう一例もありますよ、ということで…w

子どもたちには、これからも楽しんでいろんな本を読んでくれたら嬉しいなぁ…

↑本文とは特に関係ないのですが、長女の描いたうさぎさん(・ω・)でした。

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